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皿を落としたからトンカチ持ってきて?

 と、突然母から言われた。

 トンカチという言葉も久しぶりに聞いたなぁ、などとも思ったのだが、それ以上に理解不能なこの言葉の並び方。皿を落とした、これはわかる。陶器の皿ならば、多くは割れることだろうなぁ。母は時に食器洗いのざるから物を落とすのだが、不思議とこれが割れないのである。理解しがたいが、ガラスのコップよりも陶器のお茶碗のほうをよく割る。同じ落としたとしてもだ。

 これが電話の会話ならば、「どういうこと?」と口論に発展するのだろうが、同じ家の1階と2階では、呼ばれればすぐに行くことができるので、さて、一体どういうことなのか、と1回にいくと今度は
「流しに皿を落としちゃって、割りたいの」
ますます謎である。

 本当にどういうことなのか、ここまで来ると手伝いに来たのではない。興味がわくのだ。

 ふと、流しを覗くと、これは見事!


 要はシンクのゴミ溜めの部分に、皿がすっぽりと縦にはまってしまって、取れなくなっていたのだ。
 だから、「皿を落として」(とれないから)「皿を割りたい」ので「トンカチ持ってきて」となるわけだ。いや、笑った。

 で、何回か引っ張ったら抜けたので、トンカチは使わなかった。

 それにしても、このトンカチという言葉は、なんなのだろうか。
 金づち、木づちという違いはわかりやすい。玄翁(げんのう)と呼ばれるのは金づちのうちの両面が平らなものだったと思う。そうすると片面が平らで反対の面がくぎ抜きになっている奴や、ピックのように爪状になっている奴はなんていうのかなぁ、とも思う。
槌(つち)自体は物を打ち付けたりつぶしたりする者の名前なので、柄でない部分が木か金属かで考えるんだろうなぁ。プラスチックになると、プラスチックハンマーなんだろうなぁ。「(合成)樹脂づち」とは言わないんだろうなぁ。
 トンカチは辞書でいう俗称ということなのだ。誰でもわかりそうだが、金づちで釘を木片に打ちつければ、トントン、カチカチとなる、あれだ。日本全国でそう言われていたのかなぁ。いつ頃から使われていたのだろう、などと思うと多分、答えが出ないので想像になって面白いのだ。すべての手元作業は止まってしまうが。
 おそらくは、俗説も様々ありそうで、それぞれ理由があるような、ないような。






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